給湯器の交換時期が来たとき、「このままガスにするか、エコキュートに切り替えるか」で迷う方は少なくありません。結論から言うと、どちらが得かはご家庭の電気・ガス契約と使い方次第です。この記事では初期費用・月々の光熱費・寿命・設置条件の4つの視点で比較し、切り替えの判断基準を解説します。
初期費用・寿命・光熱費の比較表
まず両者の基本スペックを比較します。
| 項目 | エコキュート | ガス給湯器 |
|---|---|---|
| 交換費用の目安 | 25万〜60万円 | 8.5万〜30万円 |
| 寿命の目安 | 10〜15年 | 10年前後 |
| 給湯の光熱費 | 深夜電力利用で安い傾向 | ガス料金に依存 |
| 湯切れ | タンク容量次第で起こりうる | 起こらない |
| 設置スペース | タンク+ヒートポンプ分必要 | コンパクト |
エコキュートが向いているご家庭
- すでにオール電化、または太陽光発電を設置している
- 家族が3人以上で毎日湯船にお湯を張る
- 深夜電力が安い電気料金プランを利用できる
- 屋外にタンクの設置スペースがある
エコキュートは空気の熱でお湯を作るため、給湯効率が高く、深夜電力と組み合わせると月々の給湯コストを大きく抑えられます。初期費用の差額を光熱費の差で回収するイメージです。
ガス給湯器が向いているご家庭
- 初期費用をとにかく抑えたい
- 一人暮らし〜二人暮らしでお湯の使用量が少ない
- 設置スペースが限られている(マンション・狭小地)
- お湯切れの心配なくシャワーを長時間使いたい
使用湯量が少ないご家庭では、エコキュートの初期費用差を光熱費で回収するのに時間がかかります。この場合はガス給湯器の継続が合理的です。マンションのPS(パイプスペース)設置ではそもそもエコキュートが物理的に入らないケースが大半です。
切り替えの判断は「故障してから」では遅い
エコキュートへの切り替えは電気工事や基礎工事を伴うため、工事まで数日〜1週間かかることがあります。給湯器が完全に故障してからだと、その間お湯が使えません。
10年を超えた給湯器をお使いなら、動いているうちに比較検討を始めるのがおすすめです。当店では現在の光熱費をお聞きした上で、切り替えた場合の試算を無料でお出ししています。
この記事に関連するページ
この記事の監修者
屋比久 盛友株式会社マルセイテック 代表取締役
保有資格:外壁診断士/宅地建物取引士/ドローンパイロット2級/建築CAD2級
記事の数値・制度は一次情報で確認したものだけを載せ、費用の目安は当店の施工事例の金額をもとにしています。監修者のプロフィールと監修の方針
大和・藤沢の水まわりリフォーム



