うちは大和市と藤沢市に店舗を構えています。全国どこでもやりますという会社ではありません。車で三十分以内に着ける範囲、これがうちの守備範囲です。狭いと思われるかもしれませんが、この範囲だからこそできることがあります。給湯器が止まったという電話に、その日のうちに伺える。工事のあとで「ここが気になる」と言われて、翌日に顔を出せる。この記事では、わたしたちが日々走っている地域の住宅事情と、どこまで伺えるかを書いておきます。
大和市の住まい。この街の水まわり事情
大和市は、横浜と町田と厚木に挟まれた、細長い形をした街です。相鉄線と小田急江ノ島線、田園都市線の中央林間が通っていて、東京と横浜のどちらにも出やすい。だから昭和五十年代から平成初期にかけて、住宅地としてどんどん開発されました。
その結果、いま大和市に多いのが、築三十年から四十五年の戸建てです。中央林間、南林間、つきみ野、鶴間、桜ヶ丘、高座渋谷。このあたりを回っていると、同じ年代の似た間取りの家が並んでいます。木造二階建て、一階に和室、浴室は在来のタイル張りかごく初期のユニットバス、洗面所は一坪未満。
この年代の家でよくご相談いただくのが、浴室の寒さと、給湯器の二回目・三回目の交換、それから使わなくなった一階の和室の洋室化です。特に浴室は、タイル張りだと冬場の底冷えが厳しく、ご高齢のご家族がいらっしゃるお宅では切実な問題になります。
ガスは都市ガスの地域が広いですが、市の西側や、開発が古い一部の地域ではプロパンのお宅もあります。給湯器を選ぶときに最初に確認するのはここです。都市ガス用の機種はプロパンでは使えません。
藤沢市の住まい。海に近いということ
藤沢市は、大和市とはまた事情が違います。まず広い。北の湘南台から南の江の島まで、性格のまるで違う地域が同じ市に入っています。
藤沢駅周辺と湘南台には大型のマンションが多く、こちらのご相談はマンション特有の話が中心になります。管理規約の確認、パイプスペースの位置、搬入経路とエレベーター、工事可能な曜日と時間。マンションの水まわり工事は、事前の段取りが仕事の半分です。
一方、辻堂・鵠沼・片瀬といった海側の地域では、塩害の話が出てきます。海からの風に含まれる塩分で、屋外に設置された給湯器の外装が錆びやすい。同じ機種でも、内陸より寿命が短くなる傾向があります。設置場所によっては、耐塩害仕様の機種をおすすめすることがあります。
善行、六会、長後といった内陸側は、大和市に近い住宅地の性格で、築三十年台の戸建てが多い地域です。
藤沢は海が近いぶん湿度が高く、浴室のカビと、洗面所の湿気に悩まれる方が多いのも特徴です。換気の見直しと、防カビ仕様の建材の選択が、この地域では効きます。
対応エリア。どこまで伺うか
店舗から車でおおむね三十分から四十分の範囲を、通常の対応エリアとしています。この範囲であれば、緊急のご相談にも当日中に伺える可能性が高い。
- 大和市 … 全域(中央林間・南林間・つきみ野・鶴間・桜ヶ丘・高座渋谷・大和駅周辺ほか)
- 藤沢市 … 全域(藤沢駅周辺・湘南台・辻堂・鵠沼・善行・六会・長後・片瀬ほか)
- 近隣市 … 綾瀬市・海老名市・座間市・茅ヶ崎市・寒川町・横浜市瀬谷区/泉区・町田市南部
- 上記以外 … 内容によってはお受けできる場合があります。まずご相談ください
エリアを絞っているのは、単純に、手が届く範囲でしか責任を持てないからです。片道二時間かけて工事に行って、半年後に不具合が出たとき、すぐには行けません。地元でやるというのは、そういう意味です。
地元でやるということの、実際のところ
地域密着という言葉はどこの会社も使いますが、実際に何が違うのかを書いておきます。
ひとつ、速さ。給湯器が止まったというお電話をいただいて、在庫があれば当日、なければ翌日から数日で交換に伺えます。真冬の繁忙期はメーカーの在庫が薄くなるので必ずとは言えませんが、地元の問屋との付き合いがあるぶん、確保しやすい立場ではあります。
ふたつ、直せる範囲の広さ。うちは水まわり全般をやっているので、「トイレの相談で伺ったら洗面台の水栓も緩んでいた」というときに、その場で締めて帰れます。専門が細かく分かれている会社だと、これができません。
みっつ、事例の蓄積。同じ地域の似た年代の家を何百軒と見ているので、「あの地域のこの年代の家なら、たぶん床下がこうなっている」という見当が付きます。この勘は、全国でやっている会社には持てないものです。
そして、逃げられないということ。近所のスーパーでお客様に会う可能性がある場所で商売をしています。手を抜いた工事は、その日のうちに評判になる。これは制約であると同時に、うちがいちばん信頼していただける根拠だと思っています。
まずはご相談ください
現地調査とお見積りは無料です。押し売りはしません。「まだ決めていないけれど、いくらかかるか知りたい」でまったく構いません。むしろ、壊れる前に相場を知っておいていただくほうが、いざというときに落ち着いて判断できます。
お見積りをお出しして、他社さんと比べていただいて、その結果うちが選ばれなくても、それはそれです。相見積もりは歓迎していますし、キャンペーンもやっています。
施工事例は、このサイトに実際の工事を写真付きで載せています。金額も工期も書いてあります。同じ地域の、似た年代のお宅の事例が見つかるはずです。ご自分の家に近いものを探して、目安にしてみてください。
この地域で、実際に多いご相談
日々の現場から、大和・藤沢でどんなご相談が多いかを季節別に書いておきます。ご自分の家の状況と重なるところがあれば、早めに動いていただくのが得です。
冬(十二月から二月)は、圧倒的に給湯器です。それも「壊れそう」ではなく「今朝、お湯が出なくなった」というご連絡が集中します。この時期はメーカーの在庫も薄く、こちらもお待たせすることがある。ですので、十年を超えている給湯器をお使いなら、秋のうちに一度見せていただきたいのが本音です。凍結によるトラブルも、朝の冷え込みが強い日に必ず出ます。
春(三月から五月)は、住まいの区切りの季節。お子さんの進学や、ご家族の同居に合わせた工事のご相談が増えます。この時期は職人の予定が埋まりやすいので、一か月ほど前からご相談いただけると余裕を持って組めます。
夏(六月から八月)は、カビと湿気。梅雨のあいだに浴室の状況が一気に悪くなるお宅が多く、換気扇の交換や浴室そのものの入れ替えのご相談が出ます。それと、水道代の請求を見て「なんだか高い」と気付かれるのもこの時期です。それは、どこかで漏れています。
秋(九月から十一月)は、いちばん工事に向いた季節です。暑くも寒くもなく、浴室が数日使えなくても耐えられる。給湯器の交換も、壊れる前のこの時期にやっておくのが理想です。年末に向けて混み合う前の、狙い目の時期だと思っています。
| 時期 | 多いご相談 | 動くべきタイミング |
|---|---|---|
| 12〜2月 | 給湯器の故障・凍結 | 秋のうちに点検を |
| 3〜5月 | 進学・同居に合わせた工事 | 1か月前から相談 |
| 6〜8月 | 浴室のカビ・換気・水漏れ | 梅雨入り前に換気の見直し |
| 9〜11月 | 計画的な入れ替え全般 | この時期がいちばん動きやすい |
施工事例の見方。ご自分の家に近いものを探す
このサイトには、実際にやらせていただいた工事を写真付きで載せています。カタログの完成予想図ではなく、うちの職人が手を動かした現場そのものです。ですので、生活感のある写真も混ざっています。そこを含めて見ていただきたい。
探し方のコツは、金額から入らないことです。まず、ご自分の家と似た条件のものを探してください。建物の種類(戸建てかマンションか)、築年数、工事の種類。この三つが近ければ、金額と工期の参考になります。
逆に、条件が違う事例の金額だけを見て「うちもこのくらいか」と当てにするのは危険です。同じ浴室の入れ替えでも、在来のタイル張りからユニットバスへ替える工事と、古いユニットバスを新しいものに替える工事では、解体の手間が段違いですから。
そして、事例に載っている工期を見てください。「何日、風呂が使えないのか」が、生活の計画を立てるうえでいちばん現実的な情報です。
気になる事例が見つかったら、「この事例と同じような感じで」とご相談ください。写真を共有できると、話がぐっと早くなります。
うちの店の話を、少しだけ
アクアデポは、株式会社マルセイテックが運営する水まわりリフォームの専門店です。大和店と藤沢店の二店舗で、水まわりに絞ってやっています。
なぜ水まわりに絞っているかというと、絞らないと深くならないからです。浴室もキッチンも外壁も屋根も庭も、と広げると、それぞれが浅くなる。うちは外壁と屋根はやりません。窓のサッシそのものの交換も、壁の中に入れる断熱材の施工もやりません。できないことを「できます」と言わないのが、専門店を名乗る条件だと思っています。
できることは、給湯器、浴室、キッチン、トイレ、洗面所、水漏れや詰まりの修繕、そして内装。内装は間取り変更、和室から洋室への改装、床の張り替え、内窓の設置まで対応します。内窓は室内側に取り付けるものなので、マンションでも管理規約に触れずに施工できることが多く、結露と寒さと騒音に効きます。
店には実物を見ていただけるようにしています。カタログの写真と実物では、手触りも色も違いますから。見に来ていただいたからといって、その場で何かを決めていただく必要はまったくありません。お茶を出して、話を聞いて、帰っていただく日があってもいい。
施工事例は百七十件を超えました。どれも近所の工事です。同じ通りのお宅を続けてやらせていただいたこともあります。そういう仕事の仕方をしています。
電話とメール、どちらで来ていただいてもいい
お問い合わせの方法についても書いておきます。急ぐかどうかで、使い分けていただくのがいちばんです。
お湯が出ない、水が止まらない、トイレが使えない。この三つは、迷わずお電話ください。文章で状況を書いていただくより、話していただいたほうが早いですし、その場でできる応急処置をご案内できることがあります。特に水が止まらない場合は、電話口で止水栓の場所からご説明します。
急がないご相談は、フォームからでも構いません。写真を付けていただけると、こちらの準備が早くなります。品番の書かれたシールが貼ってある機器(給湯器、水栓、便器など)は、そのシールを撮っていただけると助かります。同じ「給湯器」でも、型番が分かるかどうかで話の精度がまったく変わります。
ご相談の段階では、費用は一切かかりません。現地を見せていただいて、お見積りをお出しして、そこで終わっても構いません。「他社の見積りが妥当か見てほしい」というご依頼もお受けしています。うちに頼まなくてもいいので、変な工事をされないことのほうが大事です。
しつこい営業はしません。お見積りをお出ししたあと、こちらから何度も催促のお電話をすることはありませんので、そこはご安心ください。
- お湯が出ない・水が止まらない・トイレが使えない → 電話
- 急がないご相談・見積り依頼 → フォームで写真を添えて
- 機器の型番シールを撮っていただけると話が早い
- 現地調査・見積りは無料。他社見積りの確認だけでも可
- 見積り後にこちらから催促の電話はしません
この記事の監修者
屋比久 盛友株式会社マルセイテック 代表取締役
保有資格:外壁診断士/宅地建物取引士/ドローンパイロット2級/建築CAD2級
記事の数値・制度は一次情報で確認したものだけを載せ、費用の目安は当店の施工事例の金額をもとにしています。監修者のプロフィールと監修の方針
大和・藤沢の水まわりリフォーム



