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給湯器の凍結防止と凍結したときの正しい対処法|熱湯は絶対NG

|アクアデポ 大和・藤沢店

給湯器の凍結防止と凍結したときの正しい対処法|熱湯は絶対NG

神奈川は温暖なイメージがありますが、大和市や藤沢市の内陸側でも、放射冷却で氷点下まで下がる朝は毎冬何日かあります。そういう朝に決まって増えるのが「お湯が出ない」というお電話です。原因の多くは給湯器につながる配管の凍結。じつは対処を間違えると、自然に直るはずだったものが配管破裂の修理工事になってしまいます。この記事では、やってはいけないことから先にお伝えします。

凍結かどうかの見分け方

次の3つがそろっていたら、故障ではなく凍結の可能性が高いです。

①前夜から朝にかけて冷え込んだ(目安は外気温マイナス4℃以下、風が強い日はもう少し高くても凍ります)。②水は出るがお湯側だけ出ない、あるいはお湯も水も出ない。③昨日までは正常に使えていた。

リモコンにエラーが出ることもありますが、凍結の場合は機械そのものは壊れていません。落ち着いて対処すれば、その日のうちに回復することがほとんどです。

やってはいけないこと:配管に熱湯をかける

急いでお湯を使いたい気持ちは分かりますが、凍った配管や給湯器に熱湯をかけるのは厳禁です。急激な温度変化で配管や部品が割れ、解凍後に水が噴き出す二次被害につながります。

実際、凍結そのものは無事だったのに、熱湯をかけたことで配管接続部が破損し、結局部品交換になったというケースを毎年見かけます。凍結の修理は自然解凍ならゼロ円、破裂させてしまうと数万円。この差はとても大きいです。

正しい対処は「待つ」が基本

凍結への最善手は、気温が上がるのを待って自然解凍させることです。日中に気温が上がれば、多くは昼頃までに解消します。

どうしても急ぐ場合は、給湯器の運転スイッチを切ったうえで、露出している配管にタオルを巻き、その上から30〜40℃のぬるま湯をゆっくりかける方法があります。終わったら濡れたタオルは必ず外してください(そのままにすると今度はタオルごと凍ります)。

解凍後は、接続部から水が漏れていないかを必ず確認しましょう。ポタポタとにじむ程度でも、凍結で配管にダメージが入ったサインです。放置せず点検をご依頼ください。

今夜からできる凍結予防4つ

  • 浴槽にお湯(水)を残しておく: 追いだき付き給湯器は、外気温が下がると浴槽の水を配管に循環させて凍結を防ぐ「自動ポンプ運転」が働きます。浴槽の循環口より上まで水を残しておくのがポイントです
  • 電源プラグは抜かない: 給湯器内蔵の凍結予防ヒーターは電源が入っていないと動きません。節電のつもりでコンセントを抜くのは逆効果です
  • 冷え込む夜は少量の水を出しておく: 天気予報で氷点下予想の夜は、お湯側の蛇口から鉛筆の芯ほどの細さで水を流し続けると、配管内の水が動き続けて凍りにくくなります
  • 露出配管に保温材を巻く: 屋外の配管がむき出しの場合、ホームセンターの保温チューブを巻くだけでも効果があります。古くなってボロボロの保温材は巻き直しを

築年数が経ったお住まいでは、保温材の劣化で毎年同じ場所が凍る、というパターンがよくあります。当店では給湯器交換の際に配管の保温処理もあわせて行っていますので、「うちは毎冬凍る」という方は一度ご相談ください。

凍結を機に交換を考えたほうがいいケース

凍結対処のお電話をいただいた際、設置年数をお聞きすると10年を超えているケースが少なくありません。凍結そのものは天候の問題ですが、古い給湯器は凍結をきっかけに内部部品の不具合が表面化することがあります。

「解凍したのにお湯の温度が安定しない」「変な音がするようになった」という場合は、寿命のサインと重なっている可能性があります。当店では給湯器交換を工事費込み8.5万円〜でご提供しており、真冬の突然の故障で数日お湯なし生活になる前の、計画的な交換をおすすめしています。

毎年凍る家には理由がある——凍りやすいお住まいの特徴

長くこの仕事をしていると、「凍結のお電話をいただくお宅」にはっきりした傾向があることに気づきます。ご自宅が当てはまるか、一度チェックしてみてください。

まず多いのが、給湯器と配管が建物の北側にあるお宅です。日中も日が当たらないため、朝凍った配管がなかなか解けず、昼を過ぎてもお湯が出ないことがあります。次に、風の通り道になっている場所。同じ気温でも風が当たり続けると配管の熱がどんどん奪われ、天気予報の気温より実質的に厳しい条件になります。畑や駐車場に面して遮るものがないお宅は要注意です。

そして見落とされがちなのが保温材の劣化です。配管に巻いてある灰色や黒のチューブは、紫外線で10年ほどでボロボロになり、割れて中の配管がのぞいている状態では保温の役目を果たしません。「新築の頃は凍らなかったのに、最近は毎年凍る」というお宅は、気候が変わったのではなく保温材が寿命を迎えていることがほとんどです。

実際にあった例では、毎冬2〜3回は凍結していたお宅で、給湯器交換のついでに露出配管の保温を巻き直したところ、翌冬から凍結の連絡がなくなりました。材料自体は高いものではないので、10年以上前の保温材のままという方は、点検や交換工事の際に「配管の保温も見てください」と一言添えていただくのがおすすめです。

逆に、南向きで日当たりがよく、配管もしっかり保温されているお宅なら、大和・藤沢の気候で凍結を過度に心配する必要はありません。天気予報で「今季一番の冷え込み」と言われた夜だけ、この記事の予防策を思い出していただければ十分です。

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この記事の監修者

屋比久 盛友株式会社マルセイテック 代表取締役

保有資格:外壁診断士/宅地建物取引士/ドローンパイロット2級/建築CAD2級

記事の数値・制度は一次情報で確認したものだけを載せ、費用の目安は当店の施工事例の金額をもとにしています。監修者のプロフィールと監修の方針

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FAQ

よくあるご質問

Q.凍結したまま給湯器を使うと壊れますか?

A.凍結中はお湯が出ないだけで、無理に運転を繰り返さなければ機械が壊れることは通常ありません。運転スイッチを切って解凍を待つのが安全です。

Q.何度くらいから凍結に注意が必要ですか?

A.目安は外気温マイナス4℃以下ですが、風が強い日や配管が北側の日陰にある場合はもう少し高い気温でも凍ります。大和・藤沢エリアでも1月2月の放射冷却の朝は要注意です。

Q.解凍したら接続部から水が漏れています。

A.凍結による配管や部品の破損が考えられます。給湯器の給水元栓を閉めて、お早めにご連絡ください。部品交換で済むか、本体交換が必要かを現地で診断します。

気になったら、
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