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設置場所が狭い家の薄型エコキュート|置ける寸法と選び方

|アクアデポ 大和・藤沢店

設置場所が狭い家の薄型エコキュート|置ける寸法と選び方

エコキュートを入れたいのに、家の横の通路が狭くて角型のタンクが置けそうにない。電気温水器からの交換を考えたら、今の場所に収まるか分からない。住宅が建て込んだ地域では、設置スペースが限られる家も少なくありません。そんな時の選択肢が、奥行きを抑えた薄型(スリム型)のエコキュートです。ただし薄型は、どこにでも置ける魔法の機種ではありません。タンクの奥行きは浅くなっても高さや幅は増えることが多く、ヒートポンプユニットの置き場や点検スペース、搬入経路まで含めて考えないと、工事当日に入らないということも起こり得ます。この記事では、設置場所が狭い家で薄型エコキュートを選ぶときに、どこを測り、何を優先して機種を絞り込めばよいのかを、順番に整理します。

狭い場所には薄型エコキュートが基本の選択肢

家の横の通路が60cm前後しかないなど設置場所が狭い場合、エコキュートは奥行き45cm前後の薄型タンクを選ぶのが基本です。一般的な角型タンクは奥行きが70cm前後あるため、狭い通路に置くと人が通れなくなったり、点検に必要な空間が取れなかったりします。

薄型は、各メーカーが狭小地向けに用意しているタンクの形で、三菱電機・パナソニック・ダイキン・コロナなど主要メーカーにそれぞれ設定があります。容量は370Lや460Lといった一般的な容量で選べる機種が多く、家族の人数に合わせた容量選びの考え方自体は角型と変わりません。容量の選び方は別の記事で詳しく扱っているので、ここでは置けるかどうかという一点に絞って話を進めます。

大切なのは、薄型を選ぶ理由が奥行きの制約だけかどうかを見極めることです。高さや幅、ヒートポンプの置き場、搬入経路にも制約があるなら、薄型だけでは解決しない場合があります。

角型・薄型・コンパクト型の寸法の違い

エコキュートのタンクには大きく分けて3つの形があります。寸法は容量や機種によって異なるため、目安としてご覧ください。

形奥行きの目安特徴向いている場所
角型70cm前後最も一般的で機種が多い。価格も比較的抑えやすい通路や庭に十分な余裕がある家
薄型45cm前後奥行きを浅くした分、幅や高さが増えることが多い家の横の細い通路、隣家との間が狭い家
コンパクト型機種による容量を小さくして全体を小ぶりにした形少人数世帯で、高さにも制約がある場所

薄型は奥行きを削ったぶん、同じ容量なら横幅が広くなったり背が高くなったりします。窓の下や給湯器の配管、エアコンの室外機などが近くにある場所では、幅と高さの確認が欠かせません。

コンパクト型は容量そのものを小さくした機種で、少人数の世帯には合っていても、家族が多い家では湯切れの心配が出てきます。狭いからといって容量を下げる選び方は、暮らしの不便につながるので慎重に考えましょう。

置けるかどうかを判断する測り方

薄型にするかどうかを決める前に、設置予定の場所を測っておくと話が早く進みます。次の順番で確認してみてください。

  • 通路の幅:外壁から塀や隣家の境界までの距離を、いちばん狭い所で測る
  • タンクを置く場所の奥行きと幅:基礎を置ける平らな地面がどれだけあるか
  • 上方向の高さ:窓、ひさし、雨どい、エアコン配管などがタンクの高さに当たらないか
  • 点検スペース:タンクの前面に、点検や部品交換のための空間が取れるか
  • ヒートポンプの置き場:タンクから離しすぎない位置に、室外機に近い大きさのユニットを置けるか
  • 搬入経路:道路から設置場所まで、門扉や階段、曲がり角をタンクが通れるか

特に見落としやすいのが前面の点検スペースです。タンクは設置したら終わりではなく、配管の点検や部品交換の際に前から作業します。通路の幅いっぱいにタンクを置くと、置けても点検ができないという状態になります。

測った寸法と、設置場所を少し引いた位置から撮った写真があれば、機種を絞り込むための材料として十分です。

もう一つ確認しておきたいのが、設置場所の地面の状態です。土のままの場所なのか、コンクリートが打ってあるのか、傾斜や段差があるのかによって、基礎の作り方が変わります。狭い通路では作業員が横に並んで作業できないため、工事の段取りにも影響します。寸法とあわせて、足元の写真も撮っておくと判断がしやすくなります。

見落としやすいヒートポンプユニットの置き場

エコキュートはタンクだけでなく、空気の熱でお湯を沸かすヒートポンプユニットとセットで設置します。ヒートポンプはエアコンの室外機に近い形と大きさで、正面から空気を吹き出すため、吹き出し口の前にはある程度の空間が必要です。

狭い家でよく問題になるのは、ヒートポンプの吹き出し口が隣家の窓や壁に向いてしまうケースです。運転音や冷たい風が隣家に届くと、ご近所との関係に影響することがあります。エコキュートは主に夜間に沸き上げるため、静かな時間帯に音が気になりやすい点も考えておきたいところです。

タンクとヒートポンプを離して置ける距離には限りがあり、配管が長くなるほど熱が逃げやすくなります。タンクは通路に、ヒートポンプは裏庭の広い所に、といった分け方ができるかどうかも、現地で確認するポイントです。

薄型を選ぶときの注意点

薄型は狭い場所の頼れる選択肢ですが、角型と比べて知っておきたい点があります。まず、価格は同じ容量・同じ機能の角型より高めになるのが一般的です。工事費込みの総額で見ると、角型の機種に比べて数万円程度上がることがあります。

次に、機種の選択肢が角型より少ないことです。フルオートか給湯専用か、寒冷地向けかどうか、高圧給湯かどうかなど、欲しい機能で絞り込むと、薄型では該当する機種が限られることがあります。希望の機能をすべて満たす薄型がない場合は、何を優先するかを決める必要があります。

また、背の高い機種は地震の揺れへの備えが大切です。エコキュートのタンクはお湯が満タンの状態だとかなりの重さになるため、基礎と転倒防止の固定をしっかり行うことが前提になります。狭い場所ほど基礎を置ける面積が限られるので、地面の状態や既存の基礎の再利用の可否も確認します。

こうした点を踏まえると、狭い家での機種選びは、まず置けるかどうかで候補を絞り、その中から容量と機能を選ぶ順番が失敗しにくい進め方です。先に機能や価格で機種を決めてから場所に合わせようとすると、最後に入らないことが分かって選び直しになりがちです。

電気温水器からの交換で起こりやすいこと

これまで電気温水器を使っていた家では、屋内や狭い屋外に細長いタンクが置かれていることがあります。エコキュートに替える場合、タンクに加えてヒートポンプの置き場が新たに必要になるため、今の場所にそのまま収まるとは限りません。

屋内に電気温水器がある場合は、屋内設置に対応した機種を選ぶか、屋外に新しく置き場を設けるかを判断します。屋外に移すと配管の引き直しが必要になり、工事の内容も変わります。電気代の変化については別の記事で扱っているので、ここでは置き場の問題として、交換前に現地で確認すべき点が増えることを押さえておいてください。

当店に相談するときの流れ

アクアデポ大和・藤沢店では、現地調査と見積りを無料で行っています。狭い場所への設置は、図面や写真だけでは判断しきれないこともあるため、実際に通路の幅や搬入経路、ヒートポンプの置き場を確認したうえで、置ける機種の候補を一緒に絞り込みます。

まずは概算を知りたいという場合は、今のタンクや給湯器、設置場所全体の写真をLINEで送っていただければ、おおよその見積りをお出しできます。エコキュート交換は工事費込みで24.8万円からの明朗価格で、最長10年の工事保証をお付けしています。補助金の対象になる機種の場合は申請の代行も行っていますが、補助金の内容は年度ごとに変わるため、着工前に確認するようにしています。

大和市・藤沢市を中心に、横浜市・綾瀬市・海老名市・座間市・茅ヶ崎市・鎌倉市・寒川町・相模原市でご相談をお受けしています。

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この記事の監修者

屋比久 盛友株式会社マルセイテック 代表取締役

保有資格:外壁診断士/宅地建物取引士/ドローンパイロット2級/建築CAD2級

記事の数値・制度は一次情報で確認したものだけを載せ、費用の目安は当店の施工事例の金額をもとにしています。監修者のプロフィールと監修の方針

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FAQ

よくあるご質問

Q.通路の幅が60cmほどしかありませんが、エコキュートは置けますか?

A.奥行き45cm前後の薄型タンクなら置ける可能性があります。ただし前面の点検スペースや搬入経路、ヒートポンプの置き場も必要なので、現地で寸法を確認してから判断するのが確実です。

Q.薄型は角型よりお湯の量が少ないのですか?

A.薄型でも370Lや460Lなど一般的な容量の機種があり、形が違うだけで容量が小さいわけではありません。容量を小さくして全体を小ぶりにしたのはコンパクト型と呼ばれる別の形です。

Q.薄型は角型より高いのでしょうか?

A.同じ容量・同じ機能で比べると、薄型の方がやや高めになるのが一般的です。総額で数万円程度の差が出ることがあるため、角型が置ける場所なら角型の方が費用を抑えやすくなります。

Q.ヒートポンプはタンクの横に置かないといけませんか?

A.タンクの真横でなくても構いませんが、離せる距離には限りがあり、配管が長いほど熱が逃げやすくなります。吹き出し口が隣家の窓に向かない位置を選ぶことも大切です。

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