工事の日程が決まると「何を準備すればいいの?」「ずっと家にいないとダメ?」という疑問が出てきます。結論、大がかりな準備は不要ですが、前日までに済ませておくと当日がスムーズになることがいくつかあります。はじめての方向けに、チェックリスト形式でまとめました。
工事前日までの準備チェックリスト
次の5つを済ませておけば、当日は職人に任せるだけです。
- □ 工事場所の周りの物を移動——トイレならトイレ内の小物・マット、洗面所なら洗面台の中身と洗濯機まわりの物を空けておきます。
- □ 通路の確保——玄関から工事場所までの廊下に、養生と資材搬入のスペースができるよう床の物を片づけます。
- □ 駐車スペースの確認——職人の車両1〜2台分。敷地内に停められない場合は近隣のコインパーキングを事前に確認しておくと安心です。
- □ 貴重品の管理——出入りが多くなるため、貴重品は一部屋にまとめておきましょう。
- □ ご近所への一言——解体日は音が出ます。両隣と上下階(マンションの場合)に一言あると印象が違います。当店でも工事前の挨拶を行いますので、分担は事前打ち合わせで決めておくと当日慌てずに済みます。
工事中は在宅が必要?
半日〜1日で終わる工事(トイレ・洗面台・給湯器の交換など)は、開始時と完了時に立ち会いいただければ、途中の外出は問題ありません。数日にわたるお風呂や4点パックの工事では、毎朝の開始時に鍵の開閉をお願いするか、事前に取り決めをして鍵をお預かりする方法もあります。在宅ワークの方は、断水時間と音の出る時間帯を事前に伝えてもらい、オンライン会議を避けて調整するのがおすすめです。日中お仕事で不在がちな方も心配はいりません。朝の10分だけ立ち会って鍵の取り決めをし、あとは夕方の進捗連絡を写真つきで受け取る、という形で工事を終えたお客様も多くいらっしゃいます。ご都合に合わせた立ち会いの形を工事前の打ち合わせで決めましょう。
水・トイレが使えない時間はどれくらい?
工事内容ごとの目安です。断水は工事全体のうち一部の時間だけです。
| 工事内容 | 断水の目安 | トイレが使えない時間 |
|---|---|---|
| トイレ交換 | 30分〜1時間 | 2〜4時間 |
| 洗面台交換 | 30分〜1時間 | 使えます |
| 給湯器交換 | 1〜2時間(お湯のみ) | 使えます |
| お風呂交換 | 断続的に数時間 | 基本使えます |
トイレが1か所しかないお住まいの場合は、工事前にお近くの公共施設を確認しておくと安心です。断水の開始時刻は当日の朝にお伝えしますので、飲み水やお湯が必要な方は先に汲み置きしておくと万全です。
現場でよくいただく質問——音・ゴミ・冷蔵庫の中身
工事前のお客様から実際によくいただく細かい質問を、まとめてお答えしておきます。まず工事の音について。解体を伴う日以外は、電動ドライバーの音や部材を運ぶ音が中心で、ご近所からクレームが来るような騒音は基本的にありません。音が大きく出る時間帯は当日の朝にお伝えします。次に廃材やゴミ。撤去した設備・梱包材はすべて当店が持ち帰り処分しますので、お客様側でゴミ出しの心配は不要です。工事後の掃除機がけまで済ませてお引き渡しします。
意外なところでは「工事中、冷蔵庫や洗濯機は動かせますか」という質問。キッチン・洗面所の工事では家電の一時移動が必要になることがありますが、移動は作業員が行いますし、冷蔵庫は電源を抜かずに移動できる範囲で段取りしますので、中身を空にしていただく必要はありません。細かいことでも、気になる点は見積り時に何でも聞いてください。「こんなこと聞いていいのかな」という質問ほど、当日の安心につながります。
マンションの方は「搬入の段取り」がもうひとつの準備です
マンションにお住まいの方は、戸建てにはない準備がひとつ加わります。共用部の使用手続きです。ユニットバスや洗面台のような大きな部材はエレベーターで運びますが、マンションによってはエレベーターの使用申請や養生の届け出が必要で、引っ越しと同じ扱いになっているところもあります。また、資材を積んだ車を停める位置も、来客用駐車場が使えるのか、前面道路に一時停車できるのかで当日の段取りが変わります。
といっても、お客様にお願いしたいのは管理規約のコピー(またはリフォーム細則)を見積り時にご用意いただくことと、管理人さんへの一報だけです。申請書類の作成や工程表の提出はこちらで対応しますし、共用廊下・エレベーター内の養生も作業員が行います。過去には、エレベーターの使用時間が午前中に限られていたため搬入をすべて初日の朝に集約した現場もありました。規約さえ早めに分かれば、工程はいくらでも組みようがあります。マンションの工事で不安な方は、管理規約と一緒にご相談ください。
工事後にやること
完了時には仕上がりの確認(立ち会い検査)を一緒に行います。気になる点はその場で遠慮なくお伝えください。保証書と取扱説明を受け取ったら、①保証書は説明書とまとめて保管、②新しい設備の「最初の使い方」(給湯器のリモコン設定・トイレの節水モードなど)をその日のうちに一度試す——この2つをおすすめしています。使いはじめの疑問はアフター窓口へいつでもどうぞ。
また、工事直後の1週間は新しい設備の「初期不良が見つかる期間」でもあります。水栓の根元ににじみがないか、排水まわりに水たまりができていないか、使うたびに少しだけ気にしてみてください。万一何かあっても、施工直後なら原因の特定も対応も早く済みます。当店の工事は最長10年保証つきですので、期間内の不具合は遠慮なくお申し付けください。
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この記事の監修者
屋比久 盛友株式会社マルセイテック 代表取締役
保有資格:外壁診断士/宅地建物取引士/ドローンパイロット2級/建築CAD2級
記事の数値・制度は一次情報で確認したものだけを載せ、費用の目安は当店の施工事例の金額をもとにしています。監修者のプロフィールと監修の方針
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