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リフォーム業者の見極め方|危ない業者の見分け方と契約書で必ず見る五行

|アクアデポ 大和・藤沢店

リフォーム業者の見極め方|危ない業者の見分け方と契約書で必ず見る五行

この記事を、リフォーム会社の人間が書くのは、少し妙な感じがします。「うちを選んでください」と言うのが商売なのに、他社さんの見分け方まで書くわけですから。でも、うちが選ばれる理由は「他がひどいから」であってほしくない。ちゃんと比べたうえで選ばれたい。そのほうが、工事のあいだも気持ちよくやれるんです。だからここには、こちら側から見た業界の内側を、できるだけ正直に書きます。この記事を読んで他社さんに決められたとしても、それはそれで、いい買い物ができたということです。

業者には種類がある。まずそこから

リフォームを頼める先は、ひとつではありません。それぞれ得意分野と価格構造が違うので、まずここを知っておくと選びやすくなります。

大手のリフォーム会社は、ブランドの安心感と保証の手厚さが強みです。ただし、実際に工事をするのは下請けの職人さん。中間マージンが二割から三割乗るので、同じ工事でも金額は高めになります。ハウスメーカー系も同様で、その家を建てたメーカーなら建物のことを分かっているという利点があります。

家電量販店やホームセンターは、給湯器やトイレのような「商品を入れ替えるだけ」の工事に強い。仕入れが大きいので本体が安い。ただし工事は提携業者に振られるので、誰が来るかは選べません。

そして、地域の工務店・専門店。うちはここです。中間マージンがない分、同じ工事なら安くなりやすい。何かあったときに車で十分で駆けつけられる。反面、会社の規模が小さいので、扱っていない分野があります。うちで言えば外壁と屋根はできません。

どれが正しいという話ではなくて、頼む工事の性質で選び分けるのが賢いやり方です。家全体の大規模改修なら大手や工務店、水まわりの入れ替えなら専門店、というふうに。

業者の種類強み弱み
大手リフォーム会社保証・ブランド・大規模工事の管理中間マージンで2〜3割高い
ハウスメーカー系その家の構造を把握している価格が高め。他社施工の家は苦手
家電量販店・ホームセンター本体の仕入れが安い工事は提携業者。担当者が選べない
地域の工務店・専門店価格・対応の速さ・顔が見える会社の規模。扱えない分野がある
設備の水道業者修理や緊急対応に強いデザイン提案や大規模改修は不得手

相見積もりは、三社。それ以上は逆効果です

相見積もりを取ることは、まったく失礼ではありません。むしろ、取っていただいたほうがこちらも説明に力が入ります。当店は相見積もり歓迎で、キャンペーンまでやっています。

ただし、数は三社までにしてください。五社も六社も呼ぶと、比較しきれなくなって、結局いちばん安い数字だけで決めることになる。そして、いちばん安い見積りには、たいてい理由があります。処分費が入っていない、養生が省かれている、保証が付いていない。

比べるときのコツは、金額の合計ではなく、項目を並べることです。三社の見積書を横に置いて、A社にあってB社にない行を探す。そこが、その業者が何をやって何をやらないかの差です。

それから、同じ条件で見積りを出してもらうこと。A社にはグレードの高い機種、B社には安い機種、では比べようがありません。「この型番で」と指定して三社に出してもらうと、純粋な価格差が見えます。

  • 三社まで。それ以上は判断が雑になる
  • 同じ型番・同じ条件で出してもらう
  • 合計金額でなく項目を横に並べて比べる
  • 極端に安い一社は、何が抜けているかを確認する
  • 見積りの有効期限と、いつまでに決めればいいかを聞いておく

危ない業者の見分け方。これは知っておいてください

残念ながら、この業界には不当な商売をする人たちがいます。うちにも「先に別の業者に頼んでしまって」というご相談が年に何件も来ます。手口には共通のパターンがあるので、書いておきます。

まず、急がせる。「今日契約すれば半額」「明日には工事枠が埋まる」。リフォームは急いで決める買い物ではありません。急がせる理由は、他社と比べさせないためです。

次に、不安を煽る。「このままだと家が傷みます」「配管が今にも破裂します」。本当に危険な状態なら、写真を撮って、どこがどうなっているかを説明できるはずです。説明できない不安の煽りは、営業手法です。

それから、点検を口実に上がり込む。「無料点検です」と訪問して、床下や屋根に上がり、そこで撮った(かどうかも怪しい)写真を見せて契約を迫る。これは典型的な手口です。頼んでいない訪問には、玄関を開けなくて構いません。

会社の実体も確認してください。所在地が書かれているか。固定電話があるか。建設業の許可番号や、指定給水装置工事事業者の登録があるか。ホームページに施工事例が載っているか。これらが揃っていない会社は、何かあったときに連絡が付かなくなる可能性があります。

  • 今日中に決めれば安くなる、と言う → 比較させないための手口
  • 頼んでいない訪問点検 → 玄関を開けなくてよい
  • 作業前に総額を書面で出さない → 後から上乗せされる
  • 会社の所在地・固定電話がない → 連絡が付かなくなるリスク
  • 契約を急がせて、その場でローン申込書を書かせる → クーリングオフの対象になりうる

もし訪問販売で契約してしまった場合、契約書面を受け取った日から八日以内であれば、書面でクーリングオフができます。理由は不要で、違約金もかかりません。すでに工事が始まっていても解除できる場合があります。困ったときは、お住まいの市の消費生活センターか、消費者ホットライン一八八にご相談ください。

打ち合わせで、これは聞いておいてほしいこと

契約前の打ち合わせで、こちらから説明していないと後々もめやすいのが、次の項目です。どの業者に頼まれる場合でも、聞いておいてください。

工事に来るのは誰か。自社の職人か、下請けか。下請けが悪いわけではありませんが、誰が責任を持つのかははっきりさせておくべきです。

保証の中身。本体のメーカー保証(普通は一年から二年)と、工事の保証(施工不良に対するもの)は別物です。工事保証が何年で、何が対象かを書面でもらってください。

工期と、遅れた場合の対応。特に浴室のように、その間使えなくなる工事は、日程がずれると生活に直撃します。

追加費用が出る条件。「どういう場合に、いくらくらい追加になるか」を先に聞いておく。ここを答えられない業者は、現場を分かっていないか、後で言うつもりのどちらかです。

そして、近隣への挨拶をどうするか。うちは着工前にご近所へご挨拶に伺います。工事車両と音は、どうしてもご迷惑をおかけしますから。

工事が始まってから、引き渡しまで

契約が済んだら、あとは業者任せ、というわけにもいきません。とはいえ、一日中見ている必要もありません。押さえるべきタイミングは三つです。

ひとつめは、着工の日。職人さんに挨拶して、養生の範囲と、トイレを貸すかどうかなど、生活のルールを決めておく。二つめは、解体が終わって下地が見えたとき。ここが唯一、壁の中と床下を見られるチャンスです。写真を撮っておいてもらうと、後々の記録になります。三つめは、引き渡しの日。

引き渡しのときは、必ず一緒に確認してください。水を出して漏れがないか、扉の開閉、コーキングの仕上がり、傷や汚れ。この場で言えば直りますが、後から言うと「工事のせいかどうか分からない」という話になりがちです。気になるところは遠慮なく言ってください。プロは指摘されて怒りません。むしろ、後から言われるほうが困ります。

それから、保証書と取扱説明書を受け取ること。メーカー保証の登録が必要な機器もあります。うちは引き渡しのときに書類一式をファイルにしてお渡ししていますが、これは業者によってまちまちです。

相談するときの、ちょっとしたコツ

最後に、業者側から見た「相談しやすいお客様」の話を。これは、いい提案を引き出すためのコツでもあります。

予算を言ってください。「予算を言うと、その額いっぱいの見積りが出てくる」と警戒される方がいらっしゃいますが、逆です。予算が分からないと、こちらは無難な真ん中を出すしかない。上限を教えていただければ、その中でどこにお金をかけるべきかを本気で考えられます。

困っていることを、そのまま言ってください。「冬の朝、浴室が寒くて母が使いたがらない」。これだけで、こちらは浴室暖房と断熱浴槽と床材の提案ができます。「浴室をきれいにしたい」だけだと、そこに辿り着けません。

そして、分からないことは分からないと言ってください。専門用語で説明されて分かったふりをするのが、いちばん危ない。わたしたちは説明のプロでもあるべきなので、伝わっていないのはこちらの落ち度です。

うちは大和市と藤沢市に店舗を構えて、地元でやっています。近所の方に指をさされるような仕事はできません。それが、地域でやっている業者のいちばん確かな保証だと思っています。

契約書で、必ず見てほしい五行

契約書は、たいてい細かい字で何ページもあって、その場で全部読める人はいません。ですので、ここだけは見てほしいという行を挙げます。

一つめ、工事の範囲。「浴室リフォーム一式」としか書かれていない契約書は危ない。どこからどこまでをやるのか、既存の処分は含むのか、が読み取れる粒度で書かれているべきです。

二つめ、工期。着工日と完了予定日が入っているか。「約二週間」といった曖昧な書き方だけの場合は、日付を入れてもらってください。

三つめ、支払いの時期と割合。着工前に全額を求める業者は避けてください。契約時に一部、完了後に残金、という分割が一般的です。

四つめ、保証の内容と年数。別紙になっていることが多いので、その別紙が本当に付いているかを確認してください。

五つめ、追加費用が発生する条件。ここが空欄の契約書は、後から何を言われても文句が言えません。

そして、契約書は必ず二部作って、双方が署名し、一部を保管します。「後で持ってきます」と言われて渡されないまま工事が始まる、というのは避けてください。

確認する行望ましい記載危ない記載
工事範囲部位・数量・処分の有無まで明記「◯◯リフォーム一式」だけ
工期着工日と完了予定日を日付で「約2週間」など期間のみ
支払い契約時と完了後に分割着工前に全額前払い
保証年数と対象範囲を別紙で明示「保証します」の一文のみ
追加費用発生条件と概算を明記空欄、または記載なし

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この記事の監修者

屋比久 盛友株式会社マルセイテック 代表取締役

保有資格:外壁診断士/宅地建物取引士/ドローンパイロット2級/建築CAD2級

記事の数値・制度は一次情報で確認したものだけを載せ、費用の目安は当店の施工事例の金額をもとにしています。監修者のプロフィールと監修の方針

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FAQ

よくあるご質問

Q.相見積もりは何社くらい取ればいいですか?

A.三社までをおすすめします。それ以上取ると比較しきれず、結局いちばん安い数字だけで決めることになります。同じ型番・同じ条件で出してもらい、合計金額ではなく項目を横に並べて、どこに差があるかを見てください。

Q.極端に安い見積りが出てきました。大丈夫でしょうか?

A.処分費が入っていない、養生が省かれている、工事保証が付いていない、といった理由があることが多いです。他社の見積書と項目を並べて、抜けている行がないかを確認してください。抜けている分は後から追加請求になります。

Q.訪問販売で契約してしまいました。解約できますか?

A.契約書面を受け取った日から八日以内であれば、書面でクーリングオフができます。理由は不要で違約金もかかりません。すでに工事が始まっていても解除できる場合があります。お住まいの市の消費生活センター、または消費者ホットライン188にご相談ください。

Q.工事保証とメーカー保証は違うのですか?

A.別物です。メーカー保証は機器そのものの故障に対するもので通常一年から二年。工事保証は施工不良に対するもので、業者ごとに年数と対象が異なります。何年で何が対象かを、契約前に書面で確認してください。

Q.引き渡しのときに何を確認すればいいですか?

A.水を出して漏れがないか、扉の開閉、コーキングの仕上がり、傷や汚れです。その場で言えば直りますが、後日だと工事が原因かどうかの判断が難しくなります。気になる点は遠慮なくお伝えください。保証書と取扱説明書の受け取りもお忘れなく。

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